腕時計と共に生きる~店長 阿部が語る過去、現在、未来~前編[スタッフ愛用時計vol.13]

腕時計と共に生きる~店長 阿部が語る過去、現在、未来~前編[スタッフ愛用時計vol.13]

いつも「スタッフ愛用腕時計」をお読みいただきありがとうございます。
私、腕時計専門店ジャックロードで店長をしております阿部と申します。
当店スタッフの記事はお楽しみいただけておりますでしょうか?

さて今回はいつもの記事とは少し趣向を変え、前半では私が腕時計の魅力にとりつかれたきっかけを、
後半では専門店の店長としての腕時計への想いなどをお話しさせていただければと思います。

とは言え「スタッフ愛用腕時計」というタイトルですので、
特に気に入っている2本の紹介もさせていただきますのでどうぞご安心を。
よろしければ最後までお付き合いください。

私は幼少期から凝り性なところがあり、常に何かに没頭していた気がします。
浮世絵やアメキャラ、特撮や音響まで、それこそ時間もお金も厭わないほど。
その中でも腕時計は「気付けば生活の中にあったもの」だと感じています。
洋服や靴を選ぶのと同じ感覚で、自分を表現するもののひとつとして欠かせない存在ですね。
そんな腕時計との最初の出会いはさかのぼること三十数年前。
小学生だった私は、身に着けるものは何でも自分で選ぼうとする少し大人ぶった少年でした。
使用していた腕時計はカシオの電卓付きモデル。
当時はメーカー品にこだわって選んでいましたね。

身に着けるものへのこだわりは年々増していき、10代で美容師を目指し専門学校へ通っていた頃、
周囲にはファッションへの強いこだわりを持った仲間達が多く常に刺激を受けていました。
その頃使用していたのはバリエーション豊富なスウォッチの腕時計。
ファッションアイテムとして数本所有していました。
さらに付け替え用ベルトを何本も買い足し、その日の気分や服装に合わせて楽しんでいたことを今でも鮮明に覚えています。

美容師として働き始めた頃、音楽に没頭していた時期もありました。
その後凝り性な私は音楽の道を極めようとアメリカへ渡り、老舗のライブハウスで演奏していたこともあったんですよ。
それまでに好きになったもの全てが揃っているアメリカでの生活はとても充実したものでした。

帰国後少しして、生まれ年のロレックス オイスターデイトを購入しました。
それは私が初めて購入した高級腕時計でした。
ブランドにこだわりは無いのですが、バブル期を少しだけ経験した当時の私の目には
ロレックスはとても魅力的に映りました。
自分だけの付加価値を感じて選んだその個体には特別な思い入れがありましたね。
凝り性の私にとって生まれ年の時計というのは最高のこだわりのひとつでした。
思えばこのモデルとの出会いが腕時計の魅力にとりつかれるきっかけだったのかも知れません。

購入したのはジャックロードの元となった雑貨店。
店内にヴィンテージ家具や雑貨が並ぶ中、腕時計が置かれていたのはほんの一角でした。
今のジャックロードとは全く違いますよね。

身に着けるものへのこだわりは自分だけではなく、家族への贈り物にも表れていると思います。
妻や子供たちに腕時計を贈ったこともあるのですが、やはり選んでいる時間は楽しいですね。
なんだかんだ常に家族のことを考えているからでしょうか、
出張で海外に訪れる際には「これ似合うかも」とついつい購入してしまうんですよ。
記念日やイベントのタイミングで渡すのではなく、もっと気軽に、渡したい時に渡すようにしています。
そうして贈ったものを家族が身に着けているところを見ると、なんとも幸せな気持ちになるものです。

その気持ちは今の職業にも活きていると思っています。
腕時計専門店の店長として、いち時計ファンとして、お客様に最善の提案が出来るよう心がけています。
次回の記事ではそんなお話を中心に、私が愛用している時計についてもお話できればと思います。

それではまた次回お会いしましょう。

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