ロレックス デイトナ Ref.6263/6265~手巻きデイトナ~[アンティーク仕入れ担当の時計図鑑 Vol.2]

ロレックス デイトナ Ref.6263/6265~手巻きデイトナ~[アンティーク仕入れ担当の時計図鑑 Vol.2]

お久しぶりです!アンティークの仕入れを担当しております、ジャックロードの高岡です。

当店のショーケースで事件が起きております。なんとアンティークのロレックス デイトナが5本揃っているのです!
某ショッピングサイトで検索しても数件しかヒットしないレアピースが5本並んだ、
まさに奇跡としか言いようがない光景です。

ということで、今回の記事ではそんな奇跡を皆様と共有しつつ、
それぞれの個体の特徴を簡単にご紹介したいと思います。
そもそも手巻きのデイトナはどれも希少で、市場価格が高騰していますよね。
中でも初期のオリジナルパーツが交換されていない個体は高く評価されています。
50年前のものがオリジナルで維持されていることは、素直にすごいことですよね。

それでは早速、それぞれの特徴を見ていきましょう。

ロレックス デイトナ ~「DAYTONA」表記の無い6263~

まずご紹介するのはこちら。
ダイヤルに「DAYTONA」表記の無い6263です。
6時位置にシグママークが有ることから、初期ダイヤルであることが分かります。
希少な初期ダイヤルの他にもご注目いただきたいのはこちらのプッシャー部分。

「溝なし」と呼ばれるプッシャーも、ひと目でオリジナルのパーツであることが確認できるポイントです。

黒ベゼル × 黒文字盤の組み合わせでも重たい印象にならない、全体のバランスが取れたデザインも魅力的ですね。

ロレックス デイトナ ~「ビッグロゴ」「ビッグレッド」と呼ばれる6263~

次にご紹介するのはこちらの2本。

「ビッグロゴ」「ビッグレッド」と呼ばれる6263の中でも人気の高いモデル。

その名の通り、6時位置のインダイヤル上部に赤い文字でプリントされた”DAYTONA”のロゴがポイントです。

ロレックス デイトナ ~6265「ビッグデイトナ」の黒文字盤~

どんどんいきましょう!続いてはこちら。
6265「ビッグデイトナ」、その中でも人気の高い黒文字盤です。
6265にはステンレスベゼルが採用されており、プラスチックベゼルの6263とはまた違う雰囲気を醸し出しています。

ロレックス デイトナ ~「DAYTONA」表記のない初期ダイヤルの6265~

最後にご紹介するのはこちら。

「DAYTONA」表記のない初期ダイヤルの6265。
ひとつ目にご紹介した個体と同じく、6時位置にシグママークの有る希少ダイヤルです。

6263の特徴と同じく「マーク1ダイヤル」と称される初期ダイヤルで、こちらも個体数が少なくなりました。

まとめ

今回は「希少性」に焦点をあててご紹介しましたが、それだけでは価格は高騰しません。
ゼニスのエルプリメロをベースにした16520や自社開発ムーブメントで注目された116520、
現行品の116500と、長年にわたり人気を博している歴史があるからこそ、手巻きデイトナに注目が集まるのでしょう。

レアピースの代表格「デイトナ・ポールニューマン」が市場から姿を消し、
その他の手巻きデイトナも販売店に並ぶことが少なくなりました。
今回このような形でご紹介できたことを、アンティーク仕入れ担当者として嬉しく思います。

次回からも奇跡のようなレアピースとの出会いや、奥深いアンティークウォッチの世界を皆様と共有できればと思います。

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