ロレックス オイスター~レディース・アンティークに魅せられて~[スタッフ愛用腕時計 vol.10]

ロレックス オイスター~レディース・アンティークに魅せられて~[スタッフ愛用腕時計 vol.10]

アンティーク ロレックス オイスター
Antique ROLEX OYSTER スタッフ 芝 所有

私が愛用しているのはロレックスのオイスター。
1966年に作られたこちらの個体は、腕時計の世界ではアンティークに分類されます。
フォーマルからカジュアルまで合わせやすいデザインで、
今では1番のお気に入りになりました。

この時計を選ぶときにこだわったポイントは2つ。
ひとつ目は腕時計の顔であるダイヤル。
経年によって変色し、いい味を出していますよね。
デイト表示が付いていないシンメトリーのデザインもポイントです。

ふたつ目は通称「デベソ」と言われるバックルが特徴のブレスレット。
このブレスは購入時にわざわざ交換していただいたんですよ。

女性がアンティークウォッチを普段使いするのは珍しいようで、
お客様との話のタネになることもしばしば。
中にはひやりとするエピソードもありました。

この時計を着けてお客様にオイスターをおすすめしていた時のこと。
「その時計止まってない?」と言われ腕元に目をやると…
お客様のご指摘通り、ゼンマイ切れで止まってしまっていたのです。
正直ピンチでした。
しかしその時の私は素直にお客様の観察力に感動し、
「ゼンマイが切れているのも愛情を注ぎこめるポイントです!それに気が付くとは、お客様はアンティークウォッチに向いていますね!」と返答。
結果、お客様にオイスターを気に入っていただくことができましたが、
一時はどうなることかと思いましたね。
使用頻度が高い分、良いことも悪いことも、様々な思い出が詰まっているんですよ。
これからもメンテナンスしながら長く使い続けていきたいですね。

思えば人生における様々な出来事が、私とアンティークウォッチを結びつけてくれた気がします。
1番のきっかけをくれたのは前職でのある出会いでした。
アンティークアイテムを扱うアパレルショップで働いていた私は
1920~30年代に作られたティファニーの時計に出会いました。
手作業でしか表現できない美的な魅力に心奪われ、一瞬でアンティークウォッチの虜になりました。
ベティーロードで働き始めてからも変わらず、アンティークウォッチは特別な存在です。
販売する時だけではなく、メンテナンスなどのアフターサービスまで
お客様と長く繋がっていられる品物は、他にあまり無いですよね。

次に時計を買うときも、私はアンティークウォッチを選ぶと思います。
できればオイスターの中から新しいお気に入りを見つけたいですね。
実はこの時計を選ぶときも、オイスター以外の選択肢は無かったんですよ。

私がこのオイスターと出会えたように、腕時計専門店のスタッフとしてお客様が運命の1本に出会う手助けができればと思っています。

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