タグ・ホイヤー オータビア~半世紀ぶりの復刻~[FAVORITES by JACK ROAD Vol.13]

タグ・ホイヤー オータビア~半世紀ぶりの復刻~[FAVORITES by JACK ROAD Vol.13]

今回はタグ・ホイヤーの「オータビア」を紹介していきます。

2017年に復刻モデルが発表され話題となったこのモデル。
オータビアの復刻モデルが発表されたのは、現CEOジャン-クロード・ビバー氏の着任がきっかけと言えるでしょう。
ブランパンやウブロといったスウォッチグループの中核を担う数々のブランドを立て直してきた彼は、
着任後すぐにタグ・ホイヤーミュージアムへと足を運びホイヤーが好調だった頃の伝説を今に蘇らせようと決意!
翌年2015年にモナコを、続いてカレラ グラスボックスを復刻させ
そして2017年、ついに伝説のクロノグラフ「オータビア」の復刻モデルが発表されたのです。

ちなみにオータビアはヴィンテージウォッチ好きでないと知らないかもしれません。
シリーズ名となるオータビアという言葉も、もともと存在いたしません。
そして、クオーツショックの波に押され、シリーズごと消滅してしまいましたので、
ほとんどの方がオータビア初心者でしょう。

実は自動車を意味する「オートモービル」と航空機を意味する「アビエーション」を組み合わせた造語
で、ホイヤーが1から最強クロノグラフをつくるために立ち上げた一大プロジェクトでした。

オータビアを知る上で重要となるのが当時のF1界。
精度や実用性の高さもあり多くのレーサーがレース中だけでなく、プライベートでも
身に着けていたことは愛好家の中では有名な話ですよね。
F1界のレジェンドといわれるデイモン・ヒルやヨッペン・リント、ジョセフ・シフェールも
愛用してました。

1つのミスが死を招くレースの中で、時間を計る計器として最も信頼されたのがホイヤー社の腕時計であり、
手巻きクロノグラフムーブメントを搭載した名機バルジュー72を搭載した2446シリーズや、世界初の自動巻きクロノグラフムーブメントとしても有名なクロノマチックを搭載した1163シリーズ
が選ばれたのは自然な流れだったのかもしれません。

デザイン、カラーリング、ムーブメント。
どれをとっても当時の最先端だったオータビア。
今、復刻という一大プロジェクトを半世紀ぶりに行なった現場に立ち会うことができました。
是非、店頭で伝説を手にとってみて当時の良さや現行品の改良点を感じていただけましたら幸いです。

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